ラウンジの面接に受かるポイントは?持ち物や面接での質問も確認
高時給で、ノルマもなく、私服で働ける。そんな魅力的な条件が揃った会員制ラウンジは、多くの女性にとって憧れの職場です。しかし、その扉を開くためには、誰もが通過しなければならない、最初の、そして最大の関門が存在します。それが「面接」です。
お店の品格にふさわしい女性かどうかを見極められる、独特の緊張感が漂うラウンジの面接。その場の雰囲気に圧倒され、本来の魅力を発揮できずに、悔しい思いをしてしまう方も少なくありません。
この記事では、そんなラウンジの面接を控えた全ての女性のために、応募の方法から、知っておくべき採用基準、そして面接官の心を掴むための服装や受け答えのコツまで、合格に必要な全ての情報を網羅した「完全攻略マニュアル」として、徹底的に解説していきます。
目次
会員制ラウンジの面接を受ける方法
まず、ラウンジの面接にたどり着くためのルートは、主に4つあります。それぞれの方法に特徴があるため、ご自身に合った方法を選びましょう。
スカウトマンからの紹介
街中やSNSで、ラウンジ専門のスカウトマンから声をかけられるケースです。スカウトマンは、数多くのお店と繋がりを持っており、その女性の雰囲気やレベルに合ったお店を紹介してくれます。
お店側も、スカウトマンが選んだ女性ということで、一定の信頼を置いて面接に臨むため、採用率が高くなる傾向があります。ただし、中には強引な勧誘をする悪質なスカウトもいるため、見極めが必要です。
友達からの紹介
すでにラウンジで働いている友人から、お店を紹介してもらう方法です。これは、非常に確実で安心感のあるルートといえます。
紹介者である友人の信用があるため、お店側も好意的に面接してくれますし、お店の雰囲気や客層、待遇といったリアルな情報を、事前に詳しく聞くことができるのが大きなメリットです。
ただし、もし不採用になったり、入店後に辞めたりした場合に、友人に気まずい思いをさせてしまう可能性もあります。
求人サイトからの応募
ラウンジ専門の求人サイトを通じて、自分で働きたいお店を探し、応募する方法です。
数多くのお店の中から、エリアや時給、お店のコンセプトといった条件で比較検討し、自分のペースで、自分の希望に合ったお店を選べるのが最大のメリットです。お店の雰囲気や在籍キャストの写真なども見ることができるため、入店後のイメージも掴みやすいでしょう。
LINEの無料相談
近年増えているのが、ラウンジ専門の求人サイトなどが提供している、LINEでの無料相談サービスです。
お店探しのプロであるエージェントに、「こういう条件で働きたい」「私に合うお店はどこですか?」といった相談を、LINEで気軽にすることができます。面接日程の調整や、条件交渉などを代行してくれる場合もあり、一人でお店探しをするのが不安な方にとっては、非常に心強い味方となります。
会員制ラウンジの面接の採用基準
ラウンジの面接では、どのような点が評価されるのでしょうか。その基準は、決して一つではありません。
人気店であればあるほど合格は難しい
まず理解しておくべきなのは、お店のグレードと採用基準の高さは、ほぼ比例するということです。特に、六本木や西麻布、銀座といったエリアにある、誰もが知るような人気ラウンジは、全国からレベルの高い女性が応募してくるため、その採用基準は極めて高くなります。面接の合格率が10%を切ることも珍しくなく、まさに狭き門といえるでしょう。
容姿・内面・やる気などあらゆる点が重視される
ラウンジの採用は、「顔が可愛いから合格」というような、単純なものではありません。
- 見た目の美しさやスタイルの良さといった「容姿」
- 言葉遣いや所作から感じられる「品性」や「知性」といった「内面」
- どれだけお店に貢献してくれるかという「やる気」や「向上心」
こうした、あらゆる要素が総合的に評価されます。面接官は、短い時間の中で、その女性がお店の「格」にふさわしい、トータルで魅力的な人物であるかどうかを、厳しく見極めているのです。
ラウンジの面接時におすすめの服装と注意点
ラウンジの面接に行く際は、服装にこだわりましょう。
服装は第一印象を左右する重要なものです。
特にこだわりたいのが、お店のコンセプトに合わせるということです。
多くのラウンジではママが面接を行い、自分が運営しているお店の雰囲気に合うかどうかを判断します。
服装に関しておさえておきたい5つのポイントや注意点を紹介するので、参考にしてみてください。
1.清潔感があり好感度な服を選ぼう
服装の中でも特に重視したいのが、清潔感のある服装で行くということです。
接客業ということもあり、清潔感は非常に重視されます。
どれだけ顔やスタイルが良くても、ヨレヨレでシワだらけの服や、汚れがついているような服を着ていくとなかなか採用されません。
また、自分の体型に合わないダボっとした服も清潔な印象からかけ離れてしまうことがあるため、注意が必要です。
自分の体型に合ったものを選びましょう。
なお、髪型も服と同様に印象を左右する重要なポイントです。
髪の毛がボサボサだと清潔感がなくなってしまうので、しっかり整えていきましょう。
2.スタイルが良く見える服を選ぼう
お店側は、できればスタイルの良い女の子を採用したいと考えています。
そのため、面接に着ていく予定の服は実際に一度着てみて、スタイルが悪く見えないか確認しておきましょう。
上半身だけ写すのではなく、必ず姿見などを使って全身を確認してください。
自分にとっての武器といえる部分がキレイに見える服を選ぶことが重要といえます。
例えば、胸が大きいことに自信があるかは、胸元が強調されるような服を選ぶと良いでしょう。
下品にならないように、胸元が美しく見えるワンピースがおすすめです。
また、足の美しさをアピールするためにスキニータイプのパンツをはく方法もありますが、基本的に多くのラウンジではパンツスタイルはNGとなっています。
面接時もできればスカートやワンピースを選ぶと良いでしょう。
3.男性ウケを意識した服を選ぼう
自分にとって好きな服ではなく、男性ウケを意識した服を選んでいくと面接でもやる気が伝わります。
女性らしさを感じさせるようなものが良いでしょう。
清潔感のある服装にすることも忘れないようにしてください。
4.ラウンジの面接におすすめのメイク
面接時のメイクはあまり濃くせず、清楚系のものをイメージすると良いでしょう。
女子アナ系のメイクをイメージするとわかりやすいのではないでしょうか。
キレイ系のメイクを基本とし、お店は少し暗いので普段よりも少し濃くしてみてください。
ラウンジの面接でおすすめの志望動機
面接で必ず聞かれる「志望動機」。ここで、いかに熱意と向上心を伝えられるかが、合否の分かれ目となります。
接客の腕を磨きたいから
「人と話すのが好きで、ラウンジというハイレベルな環境に身を置くことで、一流のお客様と対等にお話ができるような、高いコミュニケーション能力と接客スキルを身につけ、自分自身を成長させたいです」という、向上心をアピールする志望動機です。プロ意識の高さを感じさせ、お店側も「この子なら、しっかりと教育すれば伸びそうだ」という期待感を抱きます。
お金を稼ぎたいから
「お金を稼ぎたい」という動機は、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、正直で、働く意欲の表れとして、好意的に受け取られます。
ただし、伝え方が重要です。「楽して稼ぎたい」ではなく、「〇〇という夢を実現するために、〇ヶ月で〇〇円貯めたい、という明確な目標があります。そのために、このお店で一生懸命働きたいです」というように、前向きな目標とセットで伝えることで、強いハングリー精神と、仕事への本気度を示すことができます。
安心して働けるお店だから
「こちらのお店の、会員制で客層が良く、セキュリティもしっかりしているという点に、大きな安心感と魅力を感じました。
女性が安心して、自分の能力を発揮できる環境で、長く働きたいと考えています」
という志望動機です。これは、お店のコンセプトをよく理解していることのアピールになります。また、長く働きたいという意思表示は、お店側にとって非常に嬉しい言葉であり、採用への大きな後押しとなります。
ラウンジの面接の持ち物は?
相手の目を見てハキハキと話す
基本的なことですが、非常に重要です。緊張すると、つい視線が泳いだり、声が小さくなったりしがちですが、意識して面接官の目をしっかりと見て、明るく、ハキハキとした口調で話すことを心がけましょう。
自信と誠実さが伝わり、コミュニケーション能力の高さをアピールできます。
常に笑顔で話す
笑顔は、最高のコミュニケーションツールです。面接官が話しているときも、自分が話しているときも、常に口角を上げ、にこやかな表情を絶やさないようにしましょう。
たとえ完璧な回答ができなくても、愛嬌のある笑顔は、その場の雰囲気を和ませ、「この子といると楽しそうだな」という、何よりの好印象を与えます。
丁寧できれいな言葉遣いを意識する
ラウンジでは、お客様に敬意を払う、丁寧な言葉遣いが求められます。面接の段階から、普段使ってしまいがちな若者言葉や、馴れ馴れしい言葉遣いは封印し、最後まで正しい敬語で話すことを徹底しましょう。
この言葉遣い一つで、あなたの「品性」が判断されます。
姿勢よく上品な所作を心がける
面接中の立ち居振る舞い、すなわち「所作」も、厳しくチェックされています。椅子に座る際は、背筋をすっと伸ばし、膝を揃えて座る。お辞儀をする際は、背中を丸めず、腰から丁寧に頭を下げる。こうした、一つひとつの動きの美しさが、育ちの良さと、上品なオーラを醸し出します。
ラウンジの面接に必要な持ち物は?
ラウンジの面接に、履歴書などの特別な持ち物は、基本的には必要ありません。しかし、以下のアイテムは、必ず準備しておきましょう。
ラウンジの面接で履歴書は必要?
仕事に応募する際、一般的には履歴書を求められることになります。
ですが、ラウンジの場合、提出を求められることはほぼありません。
言い換えれば、履歴書以外の部分で評価されることになります。
第一印象は特に大切なので、履歴書が不要だからといって何の対策もせずに面接に行くのではなく、イメージを膨らませておきましょう。
顔付きの身分証明書
これは、絶対に忘れてはならない必須アイテムです。風営法に基づき、お店は18歳未満の女性を雇用できないため、年齢確認が法律で義務付けられています。運転免許証やパスポート、マイナンバーカードといった、顔写真付きの公的な身分証明書を持参してください。
メイク道具
面接前に、お手洗いなどで最終的なメイクのチェックができるよう、リップやパウダーなど、最低限のメイク直し道具をポーチに入れておくと安心です。
口臭ケアグッズ
面接官と近い距離で話すため、口臭への配慮は最低限のマナーです。ミント系のタブレットや、マウススプレーなどを、直前に使用しておくと良いでしょう。
筆記用具
お店のシステムや、給与体系など、重要な説明を受ける際に、メモを取るための筆記用具があると便利です。真剣に話を聞いている、という意欲的な姿勢を示すことにも繋がります。
ハンカチ
ハンカチを持っていることは、清潔感のある、きちんとした女性であることの象徴です。特に、夏場に汗を拭ったり、お手洗いを利用したりする際に、さっと取り出せるように、必ずバッグに入れておきましょう。
面接官が特に重要視する5つのポイント!
これまで様々なポイントを解説してきましたが、面接官が最終的に「この子を採用したい」と判断する際に、特に重要視しているのは、以下の5つのポイントに集約されるといっても過言ではありません。
①笑顔
何よりもまず、笑顔です。愛嬌があり、見ているだけで周りを明るくするような、心からの笑顔が出せるかどうか。これが、接客業の基本中の基本です。
②礼儀
挨拶やお辞儀、言葉遣いといった、人としての基本的な礼儀作法が身についているかどうか。お客様やスタッフに、敬意を持って接することができるかを見ています。
③話し方
ハキハキと、相手に伝わるように話せるか。そして、それ以上に、相手の話を真剣に聞く「傾聴力」があるかどうか。コミュニケーション能力の高さを判断しています。
④所作
座り方や歩き方、物の扱い方といった、何気ない所作に、その人の品性や育ちが現れます。ガサツではなく、エレガントで美しい所作ができるかを見ています。
⑤時間が守れるか
面接の時間に遅刻しない、というのは、社会人として当たり前のことです。時間を守れるかどうかは、仕事に対する責任感の有無を判断する、最も分かりやすい指標なのです。
コレはNG!ラウンジの面接で落ちてしまう人の特徴
面接でこれだけはしてはいけない、NG行動を紹介します。
時間にルーズ
言うまでもありませんが、面接への遅刻は一発で不採用となる可能性が極めて高いです。時間を守れない人は、仕事の約束も守れないと判断されます。交通機関の遅延なども考慮し、10分前にはお店の近くに到着しておくのが社会人のマナーです。
清潔感がない
服装のシワや汚れ、傷んでパサパサの髪、強すぎる香水の匂いや口臭など、清潔感の欠如は致命的です。ラウンジは美しさを提供する場であり、自己管理能力の低さを露呈してしまいます。
ネガティブな発言が多い
特に経験者の場合、前の店の悪口や人間関係の愚痴を話すのは絶対にやめましょう。「採用しても、また同じように不満を言って辞めるだろう」と敬遠されます。常に前向きでポジティブな姿勢が求められます。
態度が横柄・馴れ馴れしい
面接官に対してタメ口で話したり、足を組んで座ったりするなど、礼儀を欠いた態度は問題外です。また、過度な自己評価から、相場を無視した高時給を一方的に要求するのも、「扱いづらい子」という印象を与えてしまいます。
コミュニケーションが一方通行
質問に対して、意図を汲み取れない的外れな回答をしたり、逆に自分の話ばかりを延々と続けたりする人は、接客業に向いていないと判断されます。会話はキャッチボールです。相手の話をしっかり聞く「傾聴力」もアピールしましょう。
やる気が感じられない
目を合わせずにボソボソと話す、表情が乏しい、「どこでもいいから稼ぎたい」という投げやりな態度が見えるなど、仕事への熱意が感じられない女性を採用したいと思うお店はありません。
ラウンジの面接でよく聞かれる質問内容
最後に、面接でよく聞かれる質問とその意図、そして答え方のポイントを解説します。事前にシミュレーションしておくことで、当日は落ち着いて対応できるはずです。
Q.他のラウンジでの勤務経験はありますか?
ナイトワークの経験の有無を確認する質問です。経験がある場合は、お店の種類や期間、実績などを正直に話しましょう。未経験の場合は、隠さずに「未経験ですが、一日も早く仕事を覚えて、お店に貢献したいです」と、やる気をアピールすることが重要です。
Q.時給の希望額はどのくらいですか?
金銭感覚や、自己評価のレベルを見ています。相場からかけ離れた高額な時給を提示すると、世間知らずだと思われてしまいます。事前に、そのエリアやお店の時給相場をリサーチしておき、「〇〇円くらいを希望しますが、お店の規定に従います」と、謙虚な姿勢で答えるのが良いでしょう。
Q.週にどの位出勤できますか?
働く意欲と、お店への貢献度を見ています。採用されたい気持ちが強いなら、無理のない範囲で、できるだけ多い日数を答えましょう。「週3日以上は、安定して出勤できます」といった、具体的な数字で答えることが大切です。
Q.ラウンジにすぐに呼べるお客さんはいますか?
経験者の場合、特に聞かれる質問です。即戦力として、お店の売上にどれだけ貢献できるかを見ています。
もし、既にお客様を持っている場合は、具体的な人数や客層を伝えることで、大きなアピールになります。いない場合は、正直に「いませんが、これから一生懸命頑張って、たくさんのお客様に愛されるキャストになりたいです」と、将来性で勝負しましょう。
Q.お酒は飲めますか?
お酒が飲めるかどうかは、採用の必須条件ではありません。飲める場合は、好きな種類や、どのくらい飲めるかを正直に伝えましょう。
もし、飲めない、あるいは弱い場合は、隠さずに「あまり強くはないのですが、お付き合い程度ならいただけます。場の雰囲気を盛り上げるのは得意です」と、別の形で貢献できることをアピールするのが重要です。
Q.他のラウンジの面接も受けていますか?
他のお店の選考状況を探る質問です。嘘をつく必要はありませんが、「第一志望はこちらのお店です」という熱意を伝えることが大切です。「いくつか検討しておりますが、こちらのお店の〇〇という点に、一番魅力を感じています」というように、他店との比較も交えながら、志望度の高さをアピールしましょう。
Q.体験入店を希望する日はいつですか?
これは、採用に前向きである可能性が高い、ポジティブな質問です。すぐにでも働きたい、という意欲を示すためにも、「明日にでも可能です」「来週でしたら、いつでも調整できます」と、具体的な日程を、積極的に提示しましょう。
万全の対策をしてラウンジの面接に臨もう
会員制ラウンジの面接について、その応募方法から、採用基準、そして合格を勝ち取るための具体的なコツまで、網羅的に解説しました。
ラウンジの面接は、確かに狭き門かもしれません。しかし、それは、選ばれた女性だけが立つことのできる、特別なステージへの招待状でもあります。正しい準備と、強い意志があれば、その扉を開けることは、決して不可能なことではありません。
「自分に合ったお店の探し方が分からない」 「面接で、もっと上手に自分をアピールするための、具体的なアドバイスがほしい」 「未経験の私でも、安心して働けるお店を紹介してほしい」
もし、ご自身での店探しや、面接対策に不安を感じているなら、ぜひ一度、ラウンジバイトにご相談ください。私たちは、数多くの会員制ラウンジの内部事情や、それぞれの店舗が求める女性像を熟知した、ラウンジ専門のエージェントです。
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10年以上港区を中心にラウンジ・キャバクラ・クラブ・ガールズバー紹介していた経験からライターに転身。
ナイトワークで働く女性の悩みや知りたいことに誰よりも知見があります。
この経験を活かし、少しでもナイトワークに興味を持って頂けると幸いです!